ハーフブロンド爆乳生徒会長のマイナは苛々している。 学園中の生徒から教師までが、自分を崇め、敬い、自らの立場というものを理解し、頭を垂れ、こびへつらう者ばかりのはずが、 唯一、その中にあって、自らに、浅ましい、卑猥な視線をぶつけてくる存在がいることに。 「ハァイ、今日も不躾に下卑た視線で私のボディを視姦しているわね」 目の前にいるのは、平凡なあどけない少年、毛利早太である。その唯一の存在が彼だ。 とりたてて特徴のない、存在すら希薄な感の少年だが、他者とは違い、 未だ牡としての本能を燻らせる盛り上がりを股間に湛えながら自らを見つめてくるのである。 その少年を見つめながら、マイナは、この少年に立場を理解させ、屈服させる様を想像するだけで体を火照らせるドSな本性丸出しにからかい始めるのであるが、 その実、何をされても少年の燻りが収まることはなかったのである。 そんな中、早太は一冊のノートを手に入れる。 それが、早太の鬱屈とした卑猥な妄想を実現する夢のようなノートであることを理解するのに時間はかからなかった……
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