「私は、婚前交渉はいたしません。 結婚して初夜を迎えるまでは、清らかな身でいさせていただきますわ」 名家の令嬢‘悠姫琴羽’。 その彼女の婚約者となった‘藤宮安里’。 婚約者だしエッチな事は……と、期待するが、家柄を想えば当然『据え膳』状態。 もちろん 「もちろん私の婚約者になったのですから、他の女性と付き合うなど厳禁ですわ」 と、釘も刺されるが……思いもよらなかった提案を同時にされる。 「殿方の、生理現象についてですが……出さなければ溜まって辛い、というのは存じております。その代わりと言ってはなんですが、この侍女、東風の身体を使って自慰をなさってくださいまし」 混乱が深まる‘藤宮安里’を尻目に、 「……失礼させていただきます」 と、侍女‘東風小百合’は、背を向けスルスルと音もなく服を脱ぎ始めた。
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