俺が住んでいるこの土地は、見渡す限り農地が広がっていて、 隣家が百数十メートルくらい離れているほどの片田舎である。 そんな田舎の娯楽と言えば、こんな夏祭りくらいなものだ。 地元の人だけが知る特等席に向かおうとしていると、 木陰に蹲っている人がいることに気づいた。 誰だろうかと思い、その人の顔を見た瞬間、旨が一際高鳴った。 見惚れるというのは、今のような状態を言うのだろう。 綺麗……という言葉では表現しきれない。 千夏と初めて出会ったのは、、夏の暑さが一時的に安らいでいて過ごしやすい日の夜だった。 お兄ちゃんが『もっとえっちな千夏を見たい』って言ってきたんです・・・ 千夏の全部はお兄ちゃんのだから・・・断る理由なんかなくて… お兄ちゃんのお友達みんなと…たくさん、たくさん……たくさんHをしたんです・・・ ・・そうだっ・・・今日はプールに行くんです… 千夏、今日はもっと『もっとえっちな千夏』になれるようにがんばろうと思うんです…
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