これは、暑い夏の日々の出来事。私、夏原葉月とあの人との、溶け合うような……田舎の生活。両親が海外旅行で家を空ける間、あの人、従兄のお兄さんが一緒に留守番してくれることになった。数年ぶりに会えたあの人はすっかり大人の男の人で、でも、私との再会を照れくさそうにしながらも喜んでくれてて……昔と変わったところ、変わらないところ、どっちも見たくて、私はつい子供みたいにはしゃいじゃった。でも、私はもう子供じゃない。あの人に会えない間ずっと募らせてきた想いが、久しぶりの再会で溢れて……うっかり見られちゃったけど、これは、逆にチャンス?「……うん、いいよ」これは私とあの人との、田舎での性的な、生活。日焼けあとに染み入るせみの声。腰振りOO馴染の刹那の声。どちらの声も真夏日の青空に溶け込んでいく。同人サークル ディーゼルマインの大ヒットタイトル、「SUMMER~田舎の性活~」を、『妄想専科』で妄想しちゃいます◇夏真っ盛りの長期休暇。あなたは四畳半のアパートでひとり暇を持て余していた。そこへ親戚のおばさんから電話がかかってくる。「旦那と旅行にいくことになったんだけど、夏休みの間、こっちにきて葉月の面倒を見てくれないかしら?」OO馴染の住んでいる田舎は、自然豊かでとてものんびりとしている場所。蒸し暑い都会のアパートで、することもなく暇を持て余しているよりは健康的かもしれない。あなたは、慌ただしく旅支度に取りかかる。日焼けあとに染み入るせみの声。腰振りOO馴染の刹那の声。あなたは、どっちの声が好みなの?
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