結婚指輪を選びに行った帰り、突然目の前で火花が散り気を失ってしまった。「なんか怖い夢だなぁ…」初めはそう思った。ゴミが散乱する汚い部屋。そこにあるテーブルのようなものに私は縛り付けら、下着姿の男がいやらしい手付きで私の身体を触っている。やけに鮮明な夢に私は戸惑っていた。現実じゃないせいか、普段の何倍も男の手に感じてしまう。でも…本当は気付いている…これはきっと夢じゃない…。
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